共通テストまで残り1か月。
受験に残された時間は刻一刻と少なくなってきているけれど、焦りが先行して勉強が追い付かない・・。
短期で共通テストの点数を8割に引き上げる方法は無いの?
上記のような悩みを抱えた受験生の方に向けての生物勉強法です。
ここでは、短期間に8割を取得する方法を載せています。
行き詰っている方は是非参考にしてください。
1か月で共通テストで8割以上を取る生物勉強法
共通テストまで残り1か月を切ると、焦りだけが大きくなって、学習指針を見失いがちになります。
授業も12月下旬に終わり、冬休みになると、予備校や塾を中心に「特別講習」が沢山開講されます。
ここで「特別講習」をたくさん取ることが成績に直結するという風潮が大きい為、生徒の個々人の弱点の把握を見落としている学生が沢山います。
しかし,この時期が入試において一番重要な時期であるため、ここで選択を見誤れば、今後の受験に大きく響いてきます。
その為、効率を重視しつつ、現在の持てる力を最大限に活かせる勉強方法を提示します。
特に難関大学・医学部を目指す方は、生物8割はとって当たり前の世界ですが、ウエイトの高い二時に時間を置きすぎるあまり、思わぬ失敗をする方も多いので気を付けてくださいね。
手順1:現在の生物の学力の再認識
定期的に行われるマーク式模試等で、ある程度の実力は把握しているかと思いますが、共通テスト1か月前における実力を正確に測る為、過去問を解くことで、実力を測ることをおススメします。
過去問を解く上でのポイント
試験当日には何が起こるか分からない為、あらゆる事を想定した上で対策をねる必要があります。
以下、過去問を解く上でのポイントを記載していきます。
- 解く時間は60分ではなく50分で解く(ストップウォッチで測る)
- 解きっぱなしにしない(間違った個所はチェック)
- 付録マークシートを用いて解く
時間については、60分ではなく、10分短い50分で解くことをおススメします。
(当日、受けた時に初見の問題が出た場合・傾向が全く異なる問題が出題された際は焦り、思った以上に時間を取られることも想定できます)
また、解きっぱなしにはせず、間違った個所はチェックを入れた上で、どの分野が苦手なのかを把握してください。
(以後の1か月の中での優先順位を決めるためにも有効です)
なお、過去問を解く際は、付録マークシートを必ず使用する事をおススメします。
人気の過去問集について
使用する過去問については、赤本や黒本があります。詳しい解説を好む方は赤本。沢山の過去問を解きたい方は黒本をしようすることをおススメします。
上は教学社の通称「赤本」で下の本は河合塾の通称「黒本」です。
ただ、1か月前で焦る受験生の方に共通して、この時点では安定して8割を超える成績は取れておらず、むしろ苦手なため引き上げたいと考えている方が多いでしょう。
仮に8割以上を安定してとる実力がある方は、さらに生物に時間を費やすのではなく、受験予定教科で更にテコ入れしなければいけない教科を中心に勉強することをお勧めします。
手順2:生物の弱点ポイントを把握&克服
生物の学習範囲を全て網羅するのが理想ではありますが、残り1か月ともなると、生物のみを勉強するわけにもいかないので、勉強時間の配分が必要になってきます。
ここでは、生物を重点的に引き上げたい方向けに勉強法を提示していきます。
まずする事は、過去の共通テスト・センター試験で間違えた分野のチェック&分析です。
チェックする事で、どの分野について点数が最も取れていないのかが明らかになります。
取れていない分野から順に抽出し、低い点数の分野から取り掛かるように優先順位を決めます。
優先順位を決めた後に、各分野の対策をしていく流れとなります。
特に苦手な箇所が存在する場合
生物の過去問演習において、特に点数が取れていない分野がある場合には、一度基礎レベルの共通テスト向けの参考書をすることをおススメします。
(理由:特に取れていない分野については、問題演習して慣らすレベルに達していない為)
上記の様な共通テスト向けの基礎参考書・問題集などはおススメします。
(問題難易度的には基礎固め~入試本番の基礎レベル)といったところで、基礎固めには最適の本です。
分からない箇所については何度も立ち戻って修得して、弱点補強に努めてくださいね。
手順3:分野別の類題演習
先ほど紹介した本は難易度はやや易しく設定されているので、入試本番で力を十分に出すためには、共通テストど同レベル~やや難しいぐらいの問題を中心に演習していく必要があります。
二次試験と共通テストではタイプが異なるので、共通テストに即応した形式の類題を複数解くことにより慣らすことをおススメします。
問題演習のおススメ問題集
この段階でのおすすめ教材はこちら
駿台の生物対応本で、難易度も本番と同じかやや難しい問題になっていますので、実力を要請するには最適の問題集です。
とにかく本番タイプの問題に慣れることが、直前期では最も得点に結びつきます。
手順4:今まで受けた模試の復習・生物用語の再確認
苦手な分野の問題演習を順に行ってきましたが、仕上げとして今まで受けた模試をもう一度再確認することをおススメします。
また、生物は用語の意味を覚えていれば解ける問題も多いので、そういった問題対策のためにもしっかり用語の意味の再確認をしておきましょう。
さいごに
生物に限らず、共通テストに関しては、6割→8割は簡単ですが、8割→10割に得点を引きあげるのは非常に難しいです。
そのため、安定して8割前後を取れるようになった際には、ウエイトを他の教科学習に振り替えて、総合点での共通テストの点数向上に努めてください。
検討を祈ります!
志望校を決定したら、ラストスパートには勉強効率が重要になります。
勉強効率を上げる手段として有効なのが、スタディサプリをおススメします。
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