【基本情報技術者】就職・転職に有利？採用のコツをIT企業の元面接官が詳しく解説

2024-09-22

疑問

・基本情報技術者って就職・転職に有利になるの？

ITエンジニアとしてキャリアをスタートする方にとって、最初の難関は「就職・転職」
現在、大学生の方であったり、未経験でIT企業を目指す方にとっては、資格を取得することで少しでも就職活動・転職活動を有利に進めたいですよね。

という事で、IT企業で採用を担当していた立場から、基本情報技術者が就職活動や転職活動で有利になるのかを解説していきます。

基本情報技術者試験とは

基本情報技術者（FE）は、経済産業省が管轄する情報処理技術者試験で取得できる国家資格の1つで、ITパスポートより難しく、応用情報技術者よりは簡単なレベルの資格として位置づけられています。

新卒採用の場合は経験者採用とは異なり、応募者のポテンシャルを評価されるケースが多いです。
その為、基本情報技術者試験のような資格試験に合格していると、資格を持っていない応募者と比較して一歩有利な状態で面接に臨むことが出来ます。

ただ、企業の特色で有利な度合いが異なってくるのもまた事実。

大手企業では、基本情報技術者資格は高い評価を得られる傾向があります。

というのも、大手企業では社員の採用基準について明確にする責任があります。
（基準の明確化or稟議を通す手続きを踏む企業が多い）
その為、資格は基準として分かりやすく表せるので重視されています。

中小企業の就職では大手企業ほど採用基準について明確化している企業が多くはなく、オーナーの採用ポリシーが深く影響しているケースが多いです。

とは言え、新卒採用では学生自身のポテンシャルを最も深く見られるため、学生の間に基本情報技術者資格を持っている事は大いにプラスに働きます。

ITベンチャーを新卒就職に選ぶ場合においても、基本情報技術者資格を持っていると、持っていない人に比べて有利に立つことが出来ます。

しかし、ベンチャーの場合は企業成長スピードが速く、学生自身の技術力も面接では見られる傾向が高く、ポートフォリオを採用試験の際に求められるケースも多いです。

その為、資格よりもむしろ技術力が評価される傾向が強いため、プログラミング技術を優先して磨く方が採用されやすくなります。

もし、現在プログラミング知識が無く、かつプログラミング知識を身に着けたい場合は、学生がプログラミング知識を低価格OR無料で身に着けられて、より条件のよい就職先への内定をサポートしてくれるサロンも有力な選択肢です。

就活前にやるのとやらないのでは、実際の就活時に大きく違いが出てきます。

大学生対象のサロン	内容
テックパートナーズカレッジ	月額：50,000円。期間：３か月～言語：PHPl中心の学習。※WEB系以外を選択する場合は他のスクールがおススメ。
プログラマカレッジ	金額：無料。期間：１か月～３か月言語：PHP/Java/Rubyなどを就職を見据えて学習。Java Silverの資格取得が無料で出来るのが特徴。
GeekSalon	金額：月額29,800円。期間：３か月言語：豊富な言語が学ぶことができる就職サポート豊富＆就職実績が良いのが特徴。

転職時は、新卒採用と異なり、応募者自身の現在の実力を面接の場では見られる傾向が特に強いです。

その為、基本情報技術者資格については、持っていないよりは良いレベルとして評価されるために、未経験でIT企業への転職を考えている場合は、未経験で採用されるレベルのプログラミング技術力を身に着ける事を優先する事をおススメします。

転職保証しているプログラミング学校の一例は以下の通り

※現在、他の職種で働いている方は、専門実践教育給付金が適用できる学校に入学した方がお得です。

スクール名	コース名	期間＆年齢制限	割引適用後の実質価格
DMM WEBCAMP COMMIT	短期集中コース	期間：3か月～年齢：29歳以下	定価：690,800円実質：640,800円
テックキャンプ	エンジニア転職	期間：最短10週～年齢：39歳以下	オンライン定価：657,800円～実質：197,340円 ※専門実践教育給付金の適用後通学プラン定価：767,800円実質：230,340円 ※専門実践教育給付金の適用後
TechAcademy	エンジニア転職保証	期間：16週間年齢：32歳以下	定価：437,800円実質：131,340円 ※専門実践教育給付金の適用後
CodeCamp	CodeCampGATE	期間：4か月年齢：29歳以下	入学金：33,000円料金：495,000円
侍エンジニア塾	転職保証コース	期間：12・24週間年齢：制限なし	12週間プラン一括：400,000円 24週間プラン一括：698,000円