国公立・私立にかかわらず「医学部」に入学するのは至難の業です。
入ってみると分かりますが、複数年浪人している方も沢山いたり、再受験生、学士編入など多彩な形で医学部に入学している方もいたりします。
40代で医学部に入学した方も私の知人で複数人いますし、60代で医師国家試験に通った方もおられると官報に載っていたので、以前に比べてダイバーシティが強くなってきているのだと感じます。
今回は、「医学部受験」について、知っておけば楽に合格できる情報をお送りします。
知っておくだけでお得に受験合格できる医学部受験
高校生の方で医学部を目指す方のお得な受験方法
現在住んでいる地方の医学部を受験
現在住んでいる都道府県に存在する大学の医学部を受けると、大幅に受験勉強が楽になります。(東京・大阪などの大都市圏に住んでいる方は除く)
医学部の受験ルートとして、①正規受験 ②推薦入試 があります。
この中で「推薦入試」を使って医学部受験するほうが圧倒的に勉強負担が少なく受験することができます。
この「推薦入試」も公募制・地域枠推薦入試とあるのですが、特におすすめなのが「地域枠推薦入試」です。
必要な資格は「学校長の推薦」・「評定平均が4.3以上(4.5以上が望ましい)」です。
ここで重要なのが「評定平均」ですが、超進学校に通っている方は、なかなか上記の評定平均をクリアするのが至難の業であると思います。
という事で、「楽」に医学部を目指すならば、高校を自身の学力よりワンランク下の高校に入学し、そこで断トツのトップ成績を3年間続ける方法が医学部推薦入試への道として近道です。
合否の判定は、センター試験の成績+面接+小論文という大学が多く、一般入試で必要とされる数学3等は受験勉強をしなくて良いという大きすぎるメリットがあります。
(勉強のすべてをセンターに割くことが出来るので他の受験生に比べて圧倒的有利)
ここで9割以上の成績を叩き出せば、地方の医学部への推薦合格もしやすいので、この方法が高校生が目指す「楽」な医学部受験として最もおすすめします。
※面接では元気よく笑顔で臨んでくださいね(面接担当は医学部教官で年齢も結構おじさまおばさまの方が多いので、下手に知ったかぶりの回答よりは、笑顔で人当たりの良い方を望まれます)
多浪・再受験生におすすめのお得な医学部
以前、56歳の群馬大学の受験生の女性が、群馬大学の合格ラインを超えていたのに不合格とされた事件が世間をにぎわせたことがありましたが、群馬大学の様に、再受験生に対して寛容でない大学がある一方、多浪・再受験生に寛容な大学も存在します。
ここの戦略を見誤れば、沢山勉強を頑張って医学部合格の学力を身に着けたとしても、いざ試験で不合格となってしまい、いままでの努力が水の泡になりかねません。
という事で、このような方に対して比較的寛容とされている大学を受験するのが無難です。
東京大学・名古屋大学・九州大学・新潟大学・山梨大学・岐阜大学・滋賀医科大学・岡山大学・徳島大学・熊本大学が特に受験しやすい大学言われています。
ただ、東京大学・名古屋大学・九州大学などの旧帝国大学については、非常に高い学問水準が求められるので、医者になるのが目的ならコスパ的には非常に悪いと感じます。
なので、現実的には山梨大学・徳島大学・熊本大学あたりが候補として良いのではないでしょうか。
熊本大学は以前は面接もなく再受験天国と言われていましたが、面接を導入し、点数比率も大きくなってきているので、以前に比べれば再受験天国の状況ではなくなってきているでしょう。
私立大学なら、東海大学・杏林大学・東邦大学・帝京大学・藤田保健衛生大学・近畿大学が再受験に寛容な大学と言われています
東海大学は学士編入試験も行われており、こちらは書類審査・英語・適性検査・面接という試験で理系でなくても十分に解ける内容となっているのですごくお得です。(倍率:約15倍)
日本の医学部にこだわらない方
ちょっとレアケースですが、海外の医学部に入学し、海外の医学部を卒業した後に、厚生労働省による審査を受け、日本で実習をし、医師国家試験を取得して医師になる方もいます。
人気地域は①東ヨーロッパ(ルーマニアなど)②中国であり、これらの大学は入学に対して、日本と比べて大幅に簡単に入れる大学なので、おすすめです。
志望校を決定したら、ラストスパートには勉強効率が重要になります。
勉強効率を上げる手段として有効なのが、スタディサプリをおススメします。
受験生2人に1人が会員となっており、内容は本物なので、もし使用していない場合、14日の無料体験で実際経験してみるのがおススメ。
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