現在最も熱いプログラミング言語であるPython。
比較的文法が分かりやすいプログラミング言語ではあるものの、初学者が最初の言語として勉強する場合は、十中八九において悪戦苦闘するとおもいます。
ただ、正しい入門書を携える事で、プログラミング学習の難易度も大きく変わってくることもまた事実です。
ということで、今回はPython入門書について、初学者にとって良いPython教科書を比較しました。
Python初学者向けおススメ入門書まとめ
1.Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
特徴:プログラミング初心者向け
知識がゼロの方を対象にした、Python の超入門書です。
内容は、簡単で楽しいサンプルを作りながら、会話形式で、Python のしくみを理解できる、という構成で作成されています。
初心者にとっては、pythonへの心理的な壁を取り払うのには良い本かな、と思いますが終了時の到達点は低いです。
口コミ・評判
内容は初歩の初歩
一冊楽々やり遂げられました。
内容は初歩中の初歩という感じで、「仕事に活かせるか」というとNOだとは思います、この1年生だけだと。でも一冊やり遂げると自信がつきます
詳細な解説は抜きにして、まず全体像を掴むのに最適
Pythonの入門として、まず最初に読んでみました。詳細な解説は抜きにして、まず全体像を掴むのに最適だと思います。
ただ、出版して時間が経ったからか、Windowsへの、numpyと、scipyのインストールが、記載の手順では上手くいきませんでした。
バージョンが古い
人工知能あたりのリンク,リンク先のプログラムのバージョンが古いようで,行き詰ってしまった。Python側の更新により出来なくなったのかも知れません。
- 初心者向けで優しい解説
- Python全体像を抑えられている
- サンプルコードが古いので起動しない
上記のバージョンが古いについては、読者が最新のPythonのバージョンをダウンロードしていることが起因のバグらしいです。解決策として、起動しない方はPythonのバージョンのダウングレードを行うと起動します。
平均評価:4.2
参考価格:2024年7月4日時点(kindle1,960円 単行本2,500円)
2.スッキリわかるPython入門 第二版 (スッキリシリーズ)
特徴:豊富な簡単な練習問題
プログラミングの基礎を丹念に解きほぐし、楽しいストーリーとともに、つまずくことなく最後まで読み通せる入門書です。
3人の会話形式で進められ、また他のPython入門書と比べて問題数も豊富なのが大きな特徴です。終了後の到達点は、1のPython1年生よりは高いけれど、まだまだ実践レベルではないです。
UdemyのPython入門者コースと併用させると、理解度が一気に深まります。
口コミ・評判
取り組みながら学習できるので、最初の1歩には最適
プログラミングはほぼ初心者。
この本は例題など(結構答えを見ながら進めましたが)取り組みながら学習できるので、最初の一歩には非常に良いとお勧めいたします
石橋をたたいて理解を進める感じ
対話形式の文章で何かに例えたりパターン例や失敗例があるので
石橋をたたいて理解を進める感じです。
体系的包括的な説明よりも部分的局所的な説明が多い。
難しい話はあまり出てきません。
期待値よりも学習成果が少ない気がする
大事な部分だからなのだと思うがprint関数の記述が多すぎる
説明が丁寧なぶん冗長になっているので、踏み込んだコードのページ割り当てが少ない気がする。
マスターすることを目標としていないので期待値より学べることが少ない気がした。
- 丁寧に作られた入門書
- 練習問題が豊富
- 期待値よりは学習成果が少ない気が
この本をベースする場合は、第二弾が出ているので、終了後はそちらに移行するのが良いと思います。
平均評価:4.2
参考価格:2024.7.4 KINDLE:2,695円 単行本:2,700円
独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
特徴:Pythonベストセラー本
コーリー・アルソフ(Cory Althoff)さんという有名な「独学プログラマ」がゼロからプログラミングを学んだ体験を基に作られたベストセラー本。
Pythonプログラミングの基本を学べるだけでなく、プログラマとして必要なスキル(シェル、正規表現、パッケージ管理、バージョン管理、データ構造、アルゴリズム、仕事の始め方・やり方)もひと通り学べるのが特徴。
ただ、初学者にとっては難易度的に少々きついかも、と思います。
口コミ・評判
内容が面白い
内容はとても分かりやすく、多くの基礎的情報が網羅されていると感じた。
やっぱプログラミングって面白い!って初心者ながらに思える本に仕上がっている。
対象読者は、プロのソフトウェアエンジニア、プログラマになりたい方
この本のコンセプトが素晴らしい点は、プロのプログラマの入口まで行く道筋を、全体像を描いた上で、見通しよく、学ぶ対象を最初に掴んでおく、という事ができる点です。
道筋が見通せると、学習対象が明確になり、学習計画が立てやすくなります。
独学ではこの視点がとても重要になると思います。
この1冊ではPythonをマスターできない
この本一冊でPythonのスペシャリストになるというものではなく、この本を足掛かりにしてプログラミングを挫折せずに始めることができると思います。
各章のより深い内容はプログラミングを学びながら自分で補う必要があります。
平均評価:4.1
参考価格(2024.7.4 )本:2420円 Kindle:2,178円
私のおすすめ=すっきり分かる+PAIZA や UDEMY 等の初級サービス
私のおすすめは、スッキリわかるPythonをベースしつつ、PAIZAやUdemyなどを利用してPythonへの理解を深める方法です。
というのも、1~3のすべて入門書の位置づけではあるものの、プログラミング初学者が扱うには3は難しすぎて、1は簡単すぎるため「力」が付きづらいからです。
2は初学者が少し背伸びする程度のレベル本なので、取り組みやすいのと、Udemy