この記事では、IT資格の最初の関門である「ITパスポート試験」について、10日で合格するための方法を書きたいと思います。
この記事はこんな人におススメ
- 10日でITパスポート試験を合格したい方
- 1日2時間の勉強時間を確保できる方
ITパスポート試験の特徴
では、まず最初にITパスポート試験の特徴について見ていきたいと思います。
IT系のエントリーレベルの国家資格
IT系には、データベーススペシャリストや基本情報技術者試験などたくさんの国家資格・民間資格がありますが、ITパスポートはその中でも、エントリーレベルの国家試験として位置づけられています。 IPA(情報処理推進機構)に規定を引用すると、
「情報処理の促進に関する法律に基づく国家試験であり、「ITを利用・活用する社会人・学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる」
と書かれています。
- ITパスポート試験のレベルはエントリーレベル
どんな人が多く受けているの?
受験層は20代が最も多く約半数を占めており、10代(25%)30代(15%)40代以上(12%)と続いています。
具体的には、社会人が56%・学生44%と、社会人の方が受験人数が多く、社会人のなかでは54%が非IT系企業に勤務している方が受験しています。 また、学生では44%が大学生です。
- 社会人56%・学生44%
ITパスポートの合格率・難易度
全体の合格率としては50%~60%の方が合格する試験です。
(IT系・非IT系での違いはそこまでありません)
また、難易度としては、5段階中最も簡単な第一段階に位置するエントリーレベルの試験です。
ITパスポート試験の試験内容
試験内容
CBT方式で行われ、試験時間阿h120分で4択式の試験です。
小門は100問で内容 ・IT技術:45問程度 ・IT管理:20問程度 ・経営全般:35問程度となっていますよ。
因みに各分野の詳細は以下の通りです。
IT技術系 | ・基礎理論 ・アルゴリズムとプログラミング ・コンピュータ構成要素 ・システム構成要素 ・ソフトウェア ・ハードウェア ・ヒューマンインタフェース ・マルチメディア ・データベース ・ネットワーク セキュリティ |
IT管理系 | ・基礎理論 ・アルゴリズムとプログラミング ・コンピュータ構成要素 ・システム構成要素 ・ソフトウェア ・ハードウェア ・ヒューマンインタフェース ・マルチメディア ・データベース ・ネットワーク セキュリティ |
経営全般 | ・企業活動 ・法務 ・経営戦略マネジメント ・技術戦略マネジメント ・ビジネスインダストリ ・システム戦略 ・システム企画 |
参照:情報処理推進機構
受験金額・日時
全国各地で試験が行われており、実施場所により実施日程は変わります。 (東京や大阪などの大都市圏では試験回数が多く地方は少ないです)
試験日は通年で行われており、会場の席が空いていれば受けることが出来ます。
試験金額は7,500円です。(2022年4月に5,700円から7,500円に値上げしています)
合格基準
試験の合格基準は6割以上とされています。 (合格率は平均して約5割)
- 試験形式:CBT形式
- 試験時間:120分
- 試験内容:100問(4択問題)
- 試験金額:7500円
- 実施日時:実施場所により変化(都会の方が多い)
- 合格ライン:6割以上
- 合格率:約5割
ITパスポート試験対策
参考書選び
10日で合格するためには、参考書で勉強するというより、問題集中心で演習を重ねるべきです。
おススメの参考書・問題集についても同様で問題演習をしっかりとれるものをおススメします。
上記参考書は解説が詳しくて問題量も適当なので、短期決戦には丁度良い参考書なのでおすすめです。(口コミ評判自体も良いです)
また、「ITパスポート合格教本」は内容が凄く丁寧なので、丁寧な教本が好みというかたにはピッタリです。
具体的な進め方
具体的な勉強の進め方は以下をおすすめします。
- 参考書をじっくり読む(単元ごと)
- 該当する単元の問題を3回繰り返して解く
- すべてを通して問題集をする(間違ったところは付箋)
- 通勤時には、アプリで過去問を解き、自分のレベルを見極める。
※ここで注意してほしいのは、じっくり読みすぎない事です。
因みに、該当する単元の問題については、まず解説に目を通して、どこが間違いなのかをチェックつけ、そこを集中的に覚える。という手法は時間短縮によいです。
勉強のポイント①完璧を目指さない
結論から言えば、この試験は6割取れれば合格なので、完璧を求めないでください。
⇒7割を目指して、ぎりぎり6割を着地点としましょう!!
完璧を目指してしまうと、何時間あっても足らなくなっちゃいます。
7割を目指していきましょう
勉強のポイント②すき間時間を使って勉強
ずっと机に向かって暗記勉強するのはナンセンスです。 ただでさえ、社会人の方は特に仕事語で疲れているだろうし
⇒通勤の電車の中・ランチ時間・入浴後など時間を分散させて合計で2,5時間勉強すればいいのです。
昼休憩・通勤時・入浴後・早朝など時間を分散させれば集中力もとぎれませんよ
勉強のポイント③通勤の方は、本と共にアプリもおススメ
過去問演習について、通勤時に勉強するときは本よりもアプリでの勉強もおすすめします
(満員電車中では本だとそもそもページがめくれないリスク為)
どのような形式でもよいのですが、効率を求める場合は、1問1答形式がおすすめです。
具体的な10日間のイメージ
1日目から5日目
参考書+問題集をつかい、単元ごとに参考書・問題集で問題をとき1周する
6日目から7日目
問題集だけを用いて、すべて問題を解いてみる。間違ったところはチェック
8日目・9日目
間違った箇所を徹底的につぶしていく
10日目
もう一度、すべての問題に当たる
他にもあると思いますが、必要最低限で合格するための勉強法を列挙しました。
10日、しっかり頑張れば合格する試験なので、必要以上に気負いせずに、ゆったり構えて試験に臨んでくださいね。