一夜漬けでテストで点数大幅UPする勉強法は？京大生が効果的な暗記のコツを詳しく解説

この記事では、上記のような「テストが迫っており、何とかして点数をあげたい」という悩みについての解決策・効果を最大限に引き上げるコツを紹介していきます。

学校の定期テストはもちろん、受験などでも使える方法なのでぜひ実践してみてくださいね。

一夜漬けでテストの点数を大幅UPさせるコツ

現在この記事を読んでいる方の多くは、明日に大事な試験があるけれど全然勉強が出来てなく焦っている方が多いのではないでしょうか？

学校の定期テストの前になると、沢山の科目を一度に覚えなきゃならないけれど、普段からコツコツしていない場合、一夜漬けでもしない限り、すべてをカバーするのは厳しいですよね。

という事で、科目別に一夜漬けするコツをポイントごとに紹介していきます。

科目別の一夜漬けのコツ

社会：最も一夜漬けの効果が表れやすいが・・・

まずは社会から。
社会は暗記が中心の科目なので一夜漬けの効果が最も表れやすいです。ただ、暗記のコツを知っている方と知らない方では効率という点では大幅に違ってきます。

時間も限られているので効率を重視したいので、以下の方法をおススメします。

1. 全範囲を網羅しない（範囲を絞ってその他は捨てる）
2. 太字を重点に
3. 出来事の流れを押さえる

①の「全範囲を網羅しない」②「太字を重点に」というのは、単に全範囲もしていると時間がいくらあっても足らなくなっていまいます。

なので、重要な範囲を絞って、そこを集中的に暗記して、他の単元は思い切って捨ててしまいましょう！

定期テストの作成って、学生の成績を決めるために作られているので、重箱をつつくような出題ではなく、どれだけ理解しているかを試す目的なので、需要な範囲だけを抑えていても案外乗り切れるものです。

また、③の「出来事の流れを抑える」というのは、社会って出来事の流れさえ分かっていると、特に記述などの試験では解けてしまう事が多いです。
ただ、時間が限られているので流れに関しては、無理に暗記はせずにさらっとこなしてくださいね。

数学＆理科（特に物理・化学）は公式暗記で

数学や理科といった科目は、一夜漬けにはあまり向かない科目ように見えて、実は一夜漬けでもある程度はカバー出来ちゃう科目です。

ここでのポイントは以下の通り。

1. 問題は基本問題を中心に
2. 公式だけは丸暗記で
3. 基本問題は繰り返して応用は捨てる

数学・物理といった科目は文言の暗記が無い分、大学受験全体を考えると一夜漬けなどの勉強法では対処しにくいですが、定期テストのようなレベルの試験では案外何とかなります。

ただ、時間が限られているので、勉強をする際は「公式を丸暗記」＆「基礎問題を集中的に」を徹底してください。

定期テストレベルの試験に共通する事ですが、「公式を当てはめれば正解する」「式変形容易」というタイプの問題が主流で、応用問題っていうのは思ったより少ないです。

また、問題を解く際は、

1. まず答えを見てしまう
2. それを自力で再現する

が効率が良いです。

英語は、英文の日本語訳を最初に覚える！

英語は文法の問題が出題されたり、英作文の問題がでたり・・・と現在の地力が試されるので、一夜漬けには最も向かない科目かもしれません。

ただ、赤点取りたくないし、何とかしなくちゃいけないので、とりあえずある程度の点を取れるようにしなくてはなりませんよね。

という事で、以下の方法をおススメします。

• 単語：基本丸暗記
• リーディング：日本語→英文で短く区切って覚えてしまう
• ライティング：リーディングと同時進行で。

教科書を丸々暗記できるならそれに越したことはありませんが、実際難しいですよね。
という事で、優先順位をつけて暗記することをおススメします。

この時の単語暗記を第一優先させることが鉄則です。
穴埋め問題なども出されると思いますが、覚えた単語が出題される可能性が大きいです。

国語は①漢文②古文。現代文は捨てる

一夜漬け効果が最も期待できるのは国語で言えば「漢文」です。
レ点や返り点、各種文法事項さえ覚えておれば、ある程度は解けるようになります。

また、古文についても、古文単語をしっかり覚えて、古文特有の文法事項を押さえておけば、ある程度はカバーできます。

しかし、現代文に関しては、自身の現在の読解力に直結するので、一夜漬けでどうこうできる可能性が低いです。なので、むしろ思い切って現代文は漢字以外は捨てて、漢文・古文に資源を集中させるのが最も効率よく勉強できる得策です。

一夜漬けする際の注意点は？

事前に仮眠を取っておく

夜は長いです。なので最初は「頑張ろう！」と意気込んで問題に取り組んでも、次第に集中力が切れて睡魔に襲われて、気づけば朝に(´;ω;｀)という事も多々あります。

そうならない為にも、最初に仮眠を取っておくことをおススメします。
仮眠を取っておくことで脳内が再活性して、起きてから以降の効率も全然違ってきます。

※周りの方に起こしてもらうよう依頼するか、目覚まし時計をセットすることは必ずしてください！！

理解している問題・分野はスルー

私自身塾講師をしていて思ったことですが、理解している問題についても同じように復習している学生の方がすごく多かったです。

でも、これって時間が限られている場合は究極の時間の無駄です。
なので、思い切ってスルーして分からない問題に時間資源を集中させましょう。

眠気対策に「音読」が有効

一夜漬けしていると睡魔に襲われる事もあると思います。それを防ぐ手段として暗記事項は「音読」することをおススメします。

音読すると、暗記しやすいだけでなく睡魔対策になり、眠ることを防ぎながら勉強することが出来ます。

さいごに

一夜漬けは体にも負担がかかるので、出来るだけしないに越したことはないです。
なので、しなくてはいけない時は仕方が無いとして、次からはしないで良い様にコツコツ吸収する事をおススメします！

また、テストが終わったら間違った個所を中心に復習すると、より頭の中に定着するのでぜひとも復習して下さいね。